進学や就職、転勤・転職などで引越しをお考えの方へ

卒業や入学で、新生活を始める準備をしていらっしゃる方も増えてくる時期になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

引越しをお考えになる上で、大切なことが何点かあります。
お客様からご質問をいただくこともありますので、参考になるよう次の点を上げさせていただきます。
ご興味があればぜひご確認ください。

【解約の連絡】

必ず必要になるのが「解約の届け出」です。

賃貸物件からの引越しの場合、事前に管理会社や貸主に解約の連絡をしなければなりません。
解約の連絡をいつまでにすればいいか契約書に記載がありますので確認しましょう。
大体1～2ヶ月前が多いようです。

【引越先の入居日と、現住居の退去日の調整】

入居月の賃料は日割りになる場合がほとんどですが、退去月の賃料は日割りにならない場合が多いです。それも踏まえた上で日にちを決めてください。
なお、契約開始日以前に新住居へ入室することはできませんので注意が必要です。

「少し荷物を・・・」とか「事前に掃除を・・・」という事はできませんので、よく検討して入居日・退去日を決めましょう。

【引越し業者やレンタカーの手配】

業者に引越し作業をお願いする場合や、レンタカーを借りて自身で作業をする場合、余裕をもって予約をしてください。
週末や年度末等は特に混み合い、断られることもあります。
料金も閑散期に比べ高めになる傾向にありますので、どうしても手配が難しい場合、引越し日そのものを変更する事も視野に入れなければなりません。

早めの予約をお勧めします。

【ライフラインの閉栓・停止・開栓・開始の連絡】

閉栓や停止の連絡を忘れず行ってください。
また、引越し先での開栓・開始の連絡は、引越し前に早めに行ってください。
特にガスは立会が必要になり、予約が必要です。
ガスを使いたい日に使えるように、遅くとも入居日5日前にはガス会社に予約の連絡をしてください。

料理はしないという場合でも、給湯器を使ってお湯を出すつもりでいるならば必須です。

【ネット環境の解約・移設】

建物が提供している、「インターネット使用料無料」のネット環境を利用せず、自身で手続きして使用していた場合、解約か、引越し先への移設の手続きが必要です。

忘れずに行ってください。

【郵便物等の転送届】

忘れがちなのが、荷物や手紙などの転送届です。
郵便関係は、郵便局窓口にある書類に必要事項を記入してその場で提出するか、郵便局が提供するWEBサービスを利用して行ってください。

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「転居・転送サービス」

宅配便関係は、発送元各所に対して住所変更の連絡をしてください。
「Uber Eats」やネットスーパーなどを利用して、引越し前の住所に生ものが発送されたら大変です。

速やかに手続きください。

【自動送金・振替の停止手続き】

賃料等の支払いを、自身で手続きし自動送金や振替を利用していた場合、同じように自身で停止・変更の手続きをする必要があります。
賃貸契約の解約の連絡をすれば、勝手に送金・振替が停止すると勘違いする方がいらっしゃいますが、自身で手続きをしない限り止まることはありませんので、解約時にはよく確認をしてください。

【余談】

最後に、引越し元の賃貸物件に入居した際に取り外してしまっていた物(例えば照明器具等)や室内設備に該当する物は、必ず返却してください。
よく、洗濯機パンに付属している「エルボ」を、洗濯機排水ホースと一緒に持って行ってしまう方がいらっしゃいますが、室内設備です。
持って行かないよう注意してください。

もちろん、入居時にご自身で準備したものである場合はこの限りではありません。