先日「日本気象協会」から、2022年の梅雨入り予想が発表されました。
東北地方南部は6月12日頃とされています。
皆様、梅雨の時期が近くなると心配になってくるのは湿気対策だと思います。
どんなに注意しても、どんなに対策しても思ったほどの効果が上がらないとお悩みの方も多いはず。
インターネットの情報や、個人的な対策ではありますが、有効と思われる方法がありましたので、ここで少しご紹介したいと思います。
「既にやってます」という方もいらっしゃるかとは思いますが、温かい目でご覧ください。
湿度が上がる条件は、空気の温度の高さによります。
温度(気温)が高くなると、空気中に含むことができる水分の量が増えるからです。
なので、気温の低い冬の寒い時期は乾燥して、気温の高い夏の暑い時期は不快指数が増大するわけです。
80%を超えると、たいていの方が不快感を覚えます。
このような不快感を無くすためには、いかにして湿度を下げるかということにつきます。
湿度を下げる方法として、
①室内の換気をこまめにする。
②扇風機やサーキュレーターを利用して空気を循環させる。
③除湿器等を利用する。
④室内で育てている植物など水蒸気等水分を発生させる要素のあるものを減らす。
等があります。
大事なことは、空気中の水分量を減らしつつ、空気の循環を促すという事です。
2ヶ所以上の窓やドアを開けて空気の通り道を作り、壁にピッタリ付けいている家具は少し隙間を開けて設置して、そこに空気を通してあげましょう。
ついでに押入れやクローゼット、靴箱、シンク下収納など、気になる収納場所の扉も開けておくといいでしょう。
室内干しの洗濯物は、空気の通り道に置いておくといいかもしれません。
最近の建物は、高気密・高断熱で古い建物のように隙間風が入ってくるという事はありませんので、意識して換気を行う必要があります。
建物によっては、「24時間換気システム」という機能が付いているところもありますので、お住まいの住居の換気システムがどんな感じか確認してくといいかもしれません。
皆様のお住まいはいかがでしょうか。